しみの原因

シミの主な原因はメラニンです。過剰に生成されたメラニンが排出されなくなって発生します。
シミができる背景には、実は人間の防衛メカニズムが関係しています。

 

身体の一番外側にあるのが皮膚細胞(肌)です。内臓と骨と筋肉のすべてを皮膚が最前線で守っています。この皮膚を細かく見ると、目に見えている「角質層」、その下の「表皮」、一番層が厚くて肌の中心である「真皮」、一番で血液とつながっている「皮下組織」という順で構成されていることがわかります。「皮下組織」には「核」があります。核に紫外線が当たってしまうと、細胞のDNAが破壊されて死んでしまいます。細胞が変異をして皮膚癌になることもあります。だから、核を保護するためのバリアが必要です。そのバリアがメラニンです。

 

ところが、防衛に必要以上の量でメラニンが生成されたり、生成される場面ではないのに生成されてしまったりすることがあります。本来、メラニンは用済みになると表皮から排出(ターンオーバー)されますが、上記の原因でターンオーバーが正常に機能しなくなってしまいます。行き場を失った用済みのメラニンが真皮にたまって、茶色や黒のシミをつくります。

 

シミの原因とは

では、どのような場合にそれが起こるのでしょうか。様々な要因が考えられます。それぞれの要因が互いに関係している場合もあります。
1.想定以上の量の紫外線を必要以上に浴びた場合
2.老化現象によって皮膚細胞の新陳代謝が衰えた場合
3.喫煙・アルコール・栄養バランスの悪い食事によってビタミン各種が不足した場合
4.睡眠不足、ストレス、疲労、疾病、妊娠等によりホルモンバランスが崩れた場合
4.冷え、運動不足により血行が悪くなった場合

 

シミと立ち向かうためには正しい知識と正しい処置がひつようです。遺伝と生活環境の側面から自分自身を客観的に見つめてみてください。シミの原因を追求することでライフスタイルが変わり、最終的には人生観まで変わるかも知れません。

 

 

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