シミにはどのような種類がありますか?

Q:シミにはどのような種類がありますか?

 

 

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1.角質汚れじみ(くすみじみ)

角質汚れによる、細かいシミのことです。これにより、肌色をくすんで見せてしまいます。古い角質が、肌表面に付着したままになることで発生します。
肌全体が黒ずんで透明感がなく、肌がざらざらし全体的に茶色や黒の肌色になってしまい表面の滑らかさを失っている状態です。

 

2.ぼんやりじみ(肝斑)

日本人に多く見られ、皮膚の浅黒い人ほど出来やすいシミです。
30歳~40歳頃の女性に多く発症し、更年期、ピル内服中などに出現することがあります。メイクで隠すことが難しいシミのひとつでもあります。男:女比は1:14と言われています。
発生場所としては、頬、鼻の横、額、口周辺などに左右対称に現れます。目の周囲には出来ません。
高齢(50歳代後半くらいまで)になってから発症することはあまりありません。また、60歳代から治ることが多いと言われています。

 

ただし、老人性色素斑と間違えやすいシミでもあります。肝斑の特徴としては、輪郭がはっきりしない、薄い褐色で広い範囲にもやっと広がっている、などがあげられます。

 

 

3.日焼け記憶じみ(老人性色素斑)

30歳後半から40歳頃から出てきますが、20代後半から出てくる事もある、長期間紫外線をあびた結果による、シミの代表的なもののひとつです。
形状は1~2mmくらいの丸っぽくて平らなもの。しかし、時間が経つと隆起してくる事もあります。場所は、ほお骨やこめかみ周辺の少し出っ張った所に現れます。

 

4.肌荒れ記憶じみ(炎症性色素沈着)

ニキビや傷跡、虫さされなどの炎症ができた跡が、茶色っぽくなったもの。
発生場所は、つぶしたニキビの跡がほおからあご周辺に残る事が多いですが、全身に発症する可能性もあります。皮膚が弱い、過敏である、アトピー性皮膚炎疾患者などが発症しやすいと言われています。
形状は、老人性色素斑と同じく薄い茶色から紫外線を浴びて活性化し、徐々に濃くなってきます。日焼けと同じように、このタイプのシミは時間の経過と共に消えることが多いです。しかし、炎症が重かったりメラニン色素が真皮まで定着すると、消えなくなってしまいますので注意が必要です。

 

5.そばかす(雀卵斑)

多くは10代でできるそばかす。色白の人に多く見られます。
遺伝的なもので、発生場所は、鼻や目の辺りを中心に、小さなシミが散らばってできます。形状は、ひとつひとつは丸ではなく、三角や四角だったりとばらばらです。
紫外線の刺激で数が増えたり広範囲に広がったりします。

 

6.強烈日焼けじみ(光線性花弁状色素斑)

海水浴やビーチリゾート、冬の雪焼けなどで、強烈な紫外線を浴びた後にできるシミです。
発生場所は顔、首、肩、背中、腕、胸などです。形状は、1~2mm程度の星や花びらのような形をした細かいシミになります。しかし、安定すると薄くなったり消える事が多いのも特徴です。

 

7.出っ張りじみ(脂漏性角化症)

40歳以降に出来やすい、良性の腫瘍です。
発生場所は、全身、顔だと頬やこめかみ辺りにできます。形状は、茶色や黒っぽい、いぼの様な盛り上がりがあり、大きさは5mm程度から数㎝と様々です。

 

8.摩擦じみ(摩擦黒皮症)

女性ホルモンの影響が強いため、30歳代に多いです。
皮膚を長期間、ナイロンタオルなどで強くこする、押すなどの刺激を与えた時に出来るシミのこと。
強い刺激で皮膚の真皮までメラニンが入り込む為、容易に治らないものが多いので注意が必要です。

 

9.青じみ(太田母斑)

日本人に多い、全身にできるシミ。子供の頃から思春期にかけて出来やすい。
発生場所は、目の周りを中心に頬・額・鼻などの顔面の片側に出来る事が多いのですが、両側の場合もあります。形状は、青色から灰青色の小さな点が集まって出来たあざであり、皮膚から隆起することはありません。

 

10.赤じみ(赤ら顔・酒さ(しゅさ)・毛細血管拡張)

皮膚の細い血管が広がり、そこに血液が充満し充血を起こすことで発生するシミ。
紫外線などが原因で起こるシミとは違い、日頃のスキンケア・マッサージが原因の可能性が高いです。力の加減や間違ったスキンケア方法などで炎症がおこり、その炎症のせいで血管が広がり、顔が赤く見えてしまいます。

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こういったシミに悩んでいる方も多いでしょう
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不安でしたら、トライアルキットを使って効果を実感してみるのも良いと思います。
ただし、シミの種類・状態によっては皮膚科などで相談することも大切です。

 

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