シミの化粧品を使っている間は普通のファンデーションは使えないのでしょうか?

化粧品にはそれぞれの役割があります。肌の保水・保湿を主とする化粧水、シミなどの色素を薄くする美白化粧品、ファンデーションやコンシーラーのように本来の肌に色を添えるものなどです。色素を取り除く成分と色素を加える成分は当然両立しません。かといって、美白化粧品を使っている間はファンデーションわないというのは女性にとって無理な話だと思います。

 

大切なのは化粧品のステップをしっかりと守るということです。時間をかけて、1つのステップが完全に終わってから、時間を置いて次ぎに進むようにしましょう。そうすることで、ファンデーションののりがよくなったり、紫外線防止の効果が上がったりもします。

 

最初は洗顔です。絶対にこれをさぼってはいけません。下地が不衛生なままで化粧品を塗り重ねてしまうわけにはいきません。皮脂、汚れ、アカとなった角質をしっかりと丁寧に落としてください。肌はデリケートであるのでゴシゴシは禁物です。洗顔石鹸や洗顔フォームをよく泡立ててゆっくりとマッサージするようにして洗顔してください。テカり肌であることを気にして皮脂を落としすぎてしまうと、皮脂腺は肌を守るためにかえって皮脂を分泌してしまいます。ゴシゴシとタオルで擦るようにして洗顔すると肌を傷つけます。修復過程でかいってシミになったりカサブタになったりもします。角質にアカがたまったままだと、それが毛穴に詰まってニキビや炎症の原因となります。「丁寧に」「時間をかけて」「適度に」を心がけましょう。

 

次は化粧水です。まずはタオルで水分を十分に拭き取ってください。タオルで擦るのではなく、タオルをそっと当てるようにして拭き取ってください。その後、化粧水保水・保湿です。両手全体を化粧品で濡らして、肌に当てるようになじませてください。美白化粧人のシリーズには保水・保湿の役割を兼ねているものも数多くあります。ローションタイプと乳液タイプがあると思います。乳液にも「しっとり」と「さらさら」があります。自分の肌に合う方を選んでつかってください。全体は馴染ませるように塗り、シミの部分には奥まで染みこむように円を描いてマッサージするように塗りましょう。これが紫外線対策の大切な下地にもなります。そして、シミを解決したい方のメインイベントです。

 

ファンデーションを塗る場合は、最後の仕上げです。美白化粧品が乾いたのを確認してからファンデーションやコンシーラーを使ってください。

 

もちろん、個人の肌質や成分の組合せによっては副作用やアレルギー起こることもあり得ます。自分が使う化粧品の成分です。役割と性質はしっかりと把握しておきましょう。洗顔、保水・保湿、美白、ファンデーションというステップを正しく十分な時間をかけて行っていれば、どの段階が自分にはよくないのかを自己分析することもできます。化粧品を安全に組み合わせることができるのです。

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